後編では残りの２品目に加え食後酒もありましたので、紹介していきますね！
５品目のペアリング
【料理】酒華寿坦々麺
個人的に「待ってました！」と期待していた坦々麺！
辛さはピリリッと感じる中辛程度の丁度良い具合！
製法については
土佐ジローのガラをベースに、ペアリングの日本酒にも合わせている「梅津酒造」さんの「酒華寿（さけかす）」を使われており、濃厚さとコクがとても際立った味わいが印象的！
もう一杯おかわりしたくなるほど、癖になってしまう美味しさ！
【日本酒】梅津の生酛 純米生原酒【ロック】
生原酒は毎年１回のみの生産らしいよ！
第一印象は渋みが少し強めで、例えるなら洋酒に近いような深みのある味わい。こちらはロックで飲むことで、加水と同様な効果が得られ後味はクリアで飲み疲れせず、喉越しは良好！
坦々麺との相性を評するなら、辛さを邪魔しないような旨さで口の中で溶け込んでくれる。そして唐辛子の辛さ＆山椒の香りに、生原酒をロックで飲むからこその清涼感による組み合わせは納得のいく好相性でした！
（日本酒情報）
品名：梅津の生酛 純米生原酒【ロック】
梅津酒造（鳥取県）
精米歩合：８０％
アルコール度：２０度
６品目のペアリング
【料理】ゴルゴンゾーラアイス最中、山椒の生チョコ
フードメニューの最後は最中と生チョコの甘味で締め括り。
まずは最中。ゴルゴンゾーラチーズ特有の濃厚さを残したアイスを挟んだことで甘さもありつつ、サッパリとしたテイストに仕上げられ、例えるなら「品のある最中」でしたね！
また傍に付け添えられた生チョコは、山椒が練り込まれていて
口溶けしっとりの濃厚さと山椒の清涼感ある風味が相まって、
最中共々、１日の食事を締めるには最高のスイーツ！
【日本酒】開春 寛文の雫 生酛木桶仕込 純米【燗】
精米歩合９０％ということもあり色味は濃く、香りはシロップに似たような甘さ。
飲み口はお燗ということもあり、風味が強調されるのはもちろんだが、渋みも引き出された感じがあり、さっぱりした甘さのスイーツのお供にはピッタリ！
（日本酒情報）
品目：開春 寛文の雫 生酛木桶仕込 純米
若林酒造（島根県）
精米歩合：９０％
アルコール度数：１４度
最後は食後酒
野花 ２０１５ 純米梅酒 梅おり【燗】
梅酒の燗酒ってどんな味なんだろう？
今回は梅酒を燗酒としての提供だったのですが、
私自身、梅酒を燗で飲むのは実は初めて！
いざ飲んでみると梅の香りと甘みが口の中全体で優しく広がっていき、
心がほっこりとするような温かみのある味わい。
話を聞けば、実質の甘みは甜菜糖のみだということですが、
それ以上の甘みが感じられたので、これも燗酒だから出せる特質なのかと思い、新しい発見でした！
梅酒の燗酒にもハマりそうだな〜！
（日本酒情報）
品名：野花 ２０１５ 純米梅酒 梅おり
梅津酒造（鳥取県）
アルコール度数：１１％
【まとめ】
日本酒に関しては、お燗をつける温度帯から加水などの付け方、酒蔵さんの情報に小話など。
料理に関しては、今回のお品書きを考案されたきっかけや
日本酒と料理の組み合わせを決めた経緯など。
面白い情報や勉強になる話など色々聴けて、約２時間とあっという間でしたが、濃密な時間が楽しめました！ そして「サケネクション」は最高に充実した幸せなイベントでした！
また次回もあれば、ぜひ参加したいな！今回、この場を設けてくださった
「酒の間 くろもしろも」さん
「サケとサカナ ヒナタ」の西森さん
本当にありがとうございました！
第３回もあれば、是非行きたいな〜！
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