【今回の日本酒】大吟醸 絵金
今回、ご紹介させて頂くのは妖しさ漂うラベルが印象的な日本酒「大吟醸 絵金」
こちらは高知県香南市赤岡町に蔵を構える「高木酒造」さんにて醸造された大吟醸酒。
まず目を惹くのは、赤岡町にて開催されているお祭り「土佐赤岡絵金祭り」で展示されている芝居絵屏風がデザインされた限定ラベル。
裏面には芝居絵屏風を描いた町絵師「広瀬金蔵」の生い立ちや画風などについて記されています。
絵金お祭りや酒蔵さんについて
説明していくよ!
土佐赤岡絵金祭り
毎年7月の第3土曜・日曜日、高知県香南市赤岡町にて「商店街の発展」を願い、開催されているお祭り。
この二日間は土佐の町絵師として名を残した「広瀬金蔵」(通称「絵師金蔵」=絵金)の芝居絵屏風が赤岡町の街並みに展示されます。
日が沈み空が暗くなってくると、芝居絵屏風は仄かな灯火に照らされ、町全体がおどろおどろしく妖しい雰囲気に。赤岡町の町並みと様々な芝居絵屏風が一体化した景色は魅力的ですよ!
酒蔵紹介『高木酒造株式会社』(高知県)
高木酒造が本格的に酒造りを初めたのは1884年(明治17年)。代表銘柄は「豊能梅」。特徴としては、全体的に香味のバランスが良好ながら軽快で飲みやすく、飲み飽きないキレの良い味わい。
酒造りに対して、高知素材を積極的に活用し、繊細な手造り作業で洗練された品質かつ土佐食文化や酒文化に寄り添う土佐酒らしい個性をもった『土佐体感地酒』を表現することを志しに、日々酒造りに励まれている!
味や香りについて
香り
青リンゴのような爽やかさ+華やかさを兼ねた香りが楽しめます。
味
口あたりはスッキリ。中盤では米の優しい旨味を感じられ、後味は穏やかでキリッと心地よい余韻が楽しめます。
旨味と酸味が共鳴しているような
上質な味わいだね〜
ペアリング
今回は「四方竹と豚肉のピリ辛炒め」「焼き餃子」をペアリングに楽しみましたが、「大吟醸 絵金」の華やかで軽快な味わいと程よく濃い味付けの料理がマッチして、組み合わせは良好でしたよ!
その他、白身魚の焼きものや天ぷら、ちょっとしたおつまみにほうれん草のお浸しと合わせるのもオススメ!
まとめ
今回の「大吟醸 絵金」は高木酒造の良さや魅力が美味しく伝わりやすい『華やかな香味と飲み飽きないキレの良さ』が特徴的な仕上がりに!
ラベルの芝居絵屏風を眺めながら、おつまみと共にゆっくりお酒を楽しむひととき。良い日本酒時間が過ごすことができました!
ご馳走様でした!
【日本酒情報】
商品名:大吟醸 絵金
酒蔵:高木酒造株式会社(高知県)
種類:大吟醸
精米歩合:40%
アルコール度:17度
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