【今回の日本酒】虎と兎 しぼりたて年越し酒2023
皆様あけましておめでとうございます! 2023年1本目として紹介させて頂くのは
「年越し酒」
こちらはKURAND CLUBのサブスクとして手に入れた、年越しにピッタリなフレッシュな味わいの純米吟醸酒!
早速、目を惹かれるようなラベルから香味にペアリングについて紹介していきます。
ラベル
まず気になったラベルをご紹介。
年を跨ぐ瞬間を、心地よく楽しく過ごして欲しいという想いを込めて、2022年の干支である寅と2023年の干支となる兎が描かれており、その姿は年越しの会話を楽しんでいるかのような新年にふさわしいデザイン。
寅と兎が交わる情景が魅力的だね♪
特徴
原料は酒米「さがの華」をはじめ、全て佐賀県産のみを使用。
日本酒を搾る際に中盤で抽出される「中取り」部分を瓶詰めされており、雑味が少なく酸味・甘味・旨味のバランスが整った淡麗辛口酒に仕上がっています。
また出来立てを瓶詰めしているので、フレッシュで軽快な飲み心地も共に楽しめるのが特徴です。
酒蔵「矢野酒造」(佐賀県)
創業1789年。「矢野酒造」は佐賀県でも有数の銘醸地として知られる「鹿島市」にて酒造りをされている老舗酒造です。
9代目の「矢野元英」さんを含め、社員4名の小規模体制で醸造されているのは軽快な味わいを起点に食中酒として活きてくる「純米酒」。
造りの特徴として、佐賀県南西部は醪(もろみ)が発酵しやすい温暖な地域とされています。この気候を利用しつつ発酵力が強い「9号系酵母」、低温環境で短期的な発酵方法を用いて、大体の日本酒が造られております。
その結果、清涼感と酸味のメリハリ感がある、スッキリとした味わいが主力となっています。
味や香りについて
香り
一口含んでみれば、梨のような瑞々しくも甘い香りが穏やかに感じられます。格段香りが強い訳では無く、しっかりと味わいが楽しめる程度の優しい香りです。
味
雑味を一切感じさせない、飲んでいて美味しいと思える味わいです。
搾りたてということでフレッシュ感もありつつ、ハッキリとした酸が味わいのキレを助長してくれ、舌から喉にかけて染み渡る旨味が実に心地良いです。
旨味と酸味が明確な純米吟醸酒だったよ!
ペアリング
今回は年越しということもあって、握り寿司とお蕎麦をペアリングとしてチョイス。
握り寿司との組み合わせは安定感抜群。魚の脂を程よい酸味が中和してくれ、食べ心地は文句なし!
もちろん蕎麦のお汁とも相性良く、日本酒の出汁割りを嗜んでいるかのような旨味x旨味の「融合」が味わえました。
その他にも、ブリのお刺身や油分の少ない塩っ気のある料理、酢の物とも相性バッチリだよ!
まとめ
今回は新年を迎えるのにピッタリな日本酒を紹介させて頂きました。
やはり搾りたて+中取りというだけあって、飲み疲れせずに料理と一緒に楽しめる酒質の純米吟醸酒でした。
その他、「田酒」「達磨正宗」「二兎」など全国各酒蔵から年越し酒が販売されているようなので、そちらも是非味わってみてくださいね!
また今回紹介した日本酒のサブスク「KURAND」では現在、酒ガチャ福袋も販売されているそうなのでこコチラも要チェックです!
KURANDのリンクはこちら!
日本酒情報
酒蔵:矢野酒造(佐賀県)
種類:純米吟醸酒
精米歩合:60%
アルコール度:16度
日本酒度:+6
酸度:1.8
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