全国的に梅雨明けが発表され、本格的な夏が到来!
各酒蔵からも続々と夏に美味しい、楽しみたい日本酒が登場中!そこで今回は今年の夏に飲んでみたい日本酒や夏酒の特徴などをご紹介!
まず夏酒とは?
飲食店や酒販店などで良く聞いたり見たりする「夏酒」
こちらは毎年、各酒蔵で醸造・販売されている「夏に美味しく飲める日本酒」のことを指します。
また夏酒は俗に「爽酒」とも呼ばれていることもあります!
次は夏酒の特徴について説明していくよ!
夏酒の特徴について!
まず実際に販売されている夏酒の特徴をまとめてみると
- 青色、水色、緑色など夏に相応しいカラーボトルが使用されている。
- ラベルは涼しげな夏らしいデザイン
- スッキリと軽快な味わい
- 後味には喉越しの良い爽やかな酸味を感じる
など様々!
味や香りなどについても説明していくよ!
味や香りについて
香り:爽やかで軽快な香りが特徴。
味:飲んだ瞬間に感じるキレの良さと、飲み疲れしないドライな後味。
また、夏酒も種類によっては燗酒にすることで酸味やお米の旨味が引き立ち、冷酒で飲むときはまた違った味わいが楽しめる。
暑い夏だからこそ、飲みたくなる味わいなんだね!
今年の夏酒
全国各地の酒蔵から魅力的で今すぐにでも飲みたくなるような夏酒が続々と登場中! 高知県と県外銘柄で抜粋して紹介していきますよ!
高知県
【安芸虎夏純吟】
シンプルなラベルデザインでありながらも、実はラベル裏にはワンポイントとして「虎」が描かれている。
香りはバナナやグレープフルーツをイメージさせる爽やかな&華やかさ。酒米は山田錦を使われているので、凝縮された旨味にスッキリとした酸味の味わいが料理と共に嗜むにはベスト!
【酔鯨 純米酒 香魚】
ラベルには高知県の野根川を泳ぐ鮎がデザインされており、
仕込み水には野根川の伏流水。酒米も高知県産で醸造された高知の魅力詰まった一本。
こちらは鮎料理とのペアリングを楽しめるような淡麗辛口な味わいが魅力!
【南 直汲み生酒 純米吟醸(雄町)&純米大吟醸(五百万石) 】
搾りたてのお酒をできる限り空気に触れないように、すぐに瓶詰めする製法が「直汲み」。この製法を用いた結果、出来立てならではのフレッシュな香りと味わいが楽しめます!
また吟醸酒と大吟醸酒で使われているお米も違うため、お互いの味の違いを飲み比べして楽しむのもオススメですよ!
県外
【紀土 夏ノ疾風】(和歌山県)
和歌山県に蔵を構える「平和酒造」さんの代表的銘柄「紀土」の夏限定商品。
開栓するとリンゴの様なフレッシュな香り。口に含めばスッと入ってくる心地良さにプラスして、しっかりとした酸味と米の旨味が味わえ、飲み応え十分!
【まんさくの花 summer snowman】(秋田県)
まず目を惹くのが雪だるまが浮き輪を付けて、今から海水浴を楽しむようなユーモア溢れるデザイン。
飲んでみれば優しい酸味を含んだ爽やかさと、後味に米の甘味が感じられる中辛な味。またトロピカルフルーツのような含み香もほのかに感じられ、夏っぽいサラダやマリネと合わせると◎
【玉川 ice Breaker(アイスブレイカー)】(京都府)
氷山を背景に可愛らしいペンギン親子が描かれた涼しげのあるラベルで有名な日本酒。
こちらはロックで飲むのがベスト!氷の溶け具合で温度とアルコール度数が変化することで様々な味の変化が楽しむことができる。
また燗酒にすれば、旨味が膨らみつつ後味もそこまで重たくならないので個人的には燗もオススメ。
ラベルと味の両方で清涼感
味わえるのが良いね!
一緒に楽しむ料理を合わすなら?
全体的に夏酒は爽やかな香りに軽快でスッキリとした味わいが特徴的なので、合わせるなら
和食:冷奴、蕎麦など
洋食:魚介類のマリネ、野菜のテリーヌなど
その他には冷静パスタや白身魚の塩焼き、鶏の唐揚げなど、油脂成分を含む料理とも相性が良いですよ!
まとめ
ラベルデザイン、香り、味と随所で夏らしさを感じられる日本酒が今年も揃っていますね!
またこれまで紹介した夏酒意外にも
清涼かつ軽快な香味を持つスパークリングタイプの日本酒や
スッキリとした味わいに仕上げた日本酒カクテルなど変わり種メニューも様々。
どうしても暑い夏は「ビールが一番!」という意見もわかります!けれど今年は「暑い夏だからこそ夏酒で乾杯しよう!」というフレーズで日本酒&美味しい料理と共に夏を満喫しましょう!!
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