今年の夏も全国各蔵から様々な夏酒が販売されており、皆さんも料理と共に色々呑まれたかと思います!
そこで今回は色々と夏酒を楽しんだ中から、美味しさや飲み心地に衝撃を受けた夏酒「琥泉 純米吟醸夏の原酒・一火」をご紹介します。
「琥泉 純米吟醸夏の原酒・一火」の特徴
今回の紹介酒は、神戸を拠点に代表銘柄「仙介」を醸造する泉酒造の別ブランド「琥泉」の夏酒となります。
特徴としては夏酒系の自家酵母が使われており、豊かに広がるフルーティーな香りと爽やかな味わい、コクのある喉越しが楽しめる酒質に仕上がっています。
凛々しい青字で描かれたラベルも夏っぽくて良いね!
酒蔵「泉酒造」(兵庫県神戸市)
創業1756年。酒蔵は神戸の御影という場所にあり、ここは昔から日本酒造りに最適な土地と言われている「灘五郷」の一つとされています。
泉酒造は歴史が長い酒蔵ではありますが、創業240年を迎えようとした1995年に「阪神・淡路大震災」で壊滅的な被害を受け、一度は再建断念をしたそうです。しかし、現社長や従業員の熱い想いもあって2007年より醸造を再開し、この当時から代表銘柄「仙介」が登場したそうです。
仙介の特徴
泉酒造の看板酒「仙介」は、地元である兵庫県産の酒造好適米が全量使われており、米の旨味が最大限に引き出された酒質が特徴にあります。
味わいとしては全体的に、上品な香味や旨味が堪能できるそうです。
もちろん醸造方法によって細かな違いはあるから、色々と飲み比べてみてね♪
テイスティングデータ
香りは青リンゴを彷彿させるフレッシュな甘さがあり、口あたりも同調するかのように軽快。
口の中では優しく広がる甘味と旨味が感じられ、後味はサラッと流れる「これぞ美味い夏酒!」というような日本酒でした。
ちなみに原酒なのでアルコール度数は16度となっていますが、全体的に驚くほど爽やかなのも魅力のひとつでしたね!
爽快感のある「冷や」で飲むのも良いけど、原酒だからロック氷を入れて飲んでみれば、また違った味わい方が楽しめてオススメだよ♪
ペアリング
白身魚の刺身や夏野菜の煮浸しなど、食材の良さを活かしたものや、香味野菜の冷奴といったあっさりした味わいの料理が相性良い感じです。
個人的ベストマッチは「鱧と夏野菜の天ぷら」だったよ♪
まとめ
今回は兵庫県神戸市の酒蔵「泉酒造」の夏酒として販売された「琥泉 純米吟醸夏の原酒・一火」をご紹介しました。
爽やかな香味があり、後口もサラッと流れるテイストの夏酒が多いなか、今回の紹介酒は『飲み心地・旨味・余韻』が別格でした!
来年の夏、もし夏酒をご所望なら是非一度飲んでみてください!リピ確間違いなしですよ!
日本酒情報
- 商品名:琥泉 純米吟醸夏の原酒・一火
- 酒蔵:泉酒造株式会社(兵庫県)
- アルコール度:16度
- 精米歩合:60%
- 日本酒度:-1~+1
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