今年も8月下旬から続々と秋酒(ひやおろし)が登場していますが、皆さんは既に色々と飲み比べているでしょうか?
今回は代表銘柄「美丈夫」を醸造されている高知県の酒蔵「濱川酒造」から、秋酒としてリリースされている『美丈夫 吟醸秋酒』についてご紹介していきます。
「美丈夫 吟醸秋酒」の特徴
ラベルデザインや醸造方法、味に香りと様々な特徴がありますが、今回は抜粋して2つの特徴を解説します。
1:秋酒の魅力が抽出された吟醸酒
まず日本酒で耳にする「秋酒(ひやおろし)」について簡単に説明します。
「秋酒(ひやおろし)」とは、冬に醸造されたお酒を劣化しないように、春頃に火入れ(瓶詰めされた日本酒を加熱殺菌)して低温貯蔵をします。
そして貯蔵庫と同様な気温になってくる秋頃に出荷される日本酒のことを「秋酒」というよ!
春から秋手前までじっくり低温熟成された「美丈夫 吟醸秋酒」は、まろやかな口あたりと味わい深いお米の旨味、キレの良い酸味を兼ね備えています。
2.ラベル
美丈夫の看板猫を担っている「たまラベル」。
黄金に輝く満月をバックに、チョコンと座っているキジトラ柄の猫がデザインされた、愛くるしいラベルは、つい手に取って見てしまう人も多いはずです!
後ろにもデザインされているので、猫好きにはたまらないね♪
美丈夫を醸造している「濱川酒造」についても紹介していくね!
酒蔵「濱川商店」(高知県)
創業は明治36年。高知県の酒蔵では最東端「安芸郡田野町」という場所にあります。
蔵人の平均年齢は30代と、酒造りに対して活気に溢れており、醸造されているラインナップは日本酒のほか、リキュールやスパークリング酒もあります。
美丈夫のオリジナルリキュール「蔵ハイ」は飲みやすくてオススメ!
添加物を使っていない本格辛口チューハイの素で、現在は「高知ゆず&山椒」「瀬戸内レモン」「クラフトコーラ」「モヒート」の4種類が登場しているよ♪
ここ近年で酒蔵内の冷蔵庫や会議室などもリニューアルされたそうで、綺麗かつ素敵でしたよ!
美丈夫の特徴
高知県の日本酒らしい辛口要素がありながら、上品な香りとほのかな甘み、スッと入ってくる口あたりの良さが魅力です!
もちろん造りによって細かな香味の違いはありますが、食中酒として活きてくるお酒が豊富に揃っていますので、色々と飲み比べてみてください。
テイスティングデータ
まず香りに関しては、バナナのような甘いフレーバーが感じられます。
飲んでみるとまったりとした口あたりで、やや濃厚系な味わいながらキレの良い酸感もあるため、後味はスッキリと。
柔らかな酸味とマイルドな旨味のバランスが絶妙でした!
冷酒、常温、ぬる燗と、温度帯で異なる味の振り幅を楽しんでみるのもオススメ♪
常温やぬる燗だと、より味わい深い美味しさが堪能できるよ!
ペアリング
今回の紹介酒「美丈夫 吟醸秋酒」とのペアリングにチョイスしたのは「豚ハツと花ニラの塩胡椒炒め」。
程よい塩味が効いた豚ハツやニラとの相性良く、口に残った余分な脂はサラッと流してくれます。
その他、カボチャの煮物や秋鮭のホイル焼き、鰹のタタキなどと合わせても◎
かなり万能的な食中酒なので、自分好みのペアリングで楽しんでみてください。
まとめ
今回は高知県の酒蔵「濱川商店」の季節酒としてリリースされた「美丈夫 吟醸秋酒」をご紹介しました。
まったりと深みのある旨味と心地よいキレ感、上品な香りが共存した吟醸酒でしたので、秋の味覚と共にぜひ味わってみてください!
ちなみに「美丈夫 吟醸秋酒」と共に純米吟醸酒の秋酒も同時発売されているので、味の違いを飲み比べながら楽しんでみるのも良いですね♪
それでは本日も日本酒で酔い1日を!
日本酒情報
- 商品名:美丈夫 吟醸秋酒
- 酒蔵:濱川商店
- 種類:吟醸酒
- 精米歩合:15%
- アルコール度:15度
- 販売価格:1,375円(720ml)
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