爽やかな果実香と綺麗な飲み心地が魅力!「特別純米酒 叶川」

四国

愛媛県には現在35箇所の日本酒蔵があります。
今回はその中でも100年以上の歴史を誇り、全体的に上質な旨味と雑味の無い綺麗な飲み心地が楽しめる日本酒を醸造されている「養老酒造」から発売中の「特別純米酒 叶川」をご紹介していきます。

【紹介酒】特別純米酒 叶川

こちらは酒米・酵母ともに愛媛県産の原材料を用いて造られた淡麗甘口タイプの特別純米酒です。

特別純米酒の「特別」純米酒よりさらにお米を磨いた通常とは違う搾り方をしたなど、特別な醸造方法をされたときに用いられる表記だよ!

叶川の由来

養老酒造の地元である大洲市肱川町に流れる「鹿野川」がある地区を「叶川」と表されており、「飲む人の願いが叶いますように」という想いを込められたことが酒名の由来とされています。

特徴

全体的な特徴としては上質な旨味と雑味の無い綺麗な口あたり。

具体的に説明すると香りはリンゴのような爽やかさのある果実香。味わいはスッと喉に流れ込むようなドライテイストで、白ワインを彷彿させるような香味バランスとなっています。

【酒蔵】養老酒造(愛媛県)

創業1921年。愛媛県大洲市にあり、2021年には創業100周年を迎えた老舗酒蔵です。

美味さの秘訣は仕込み水にあり!

全種少量生産だからこそ丁寧な酒造りはもちろん、原材料へのこだわりもあるなかで重要視されているのが「水」

蔵内の地下10mから汲み上げた清流・肱川の伏流水(軟水)を使っており、柔らかくまろやかな酒造りに最適とされています。

こだわりは水質だけにとどまらず、洗米・浸漬の水温は通常よりやや低い9℃に設定。1℃でも上がると米が余分に水分を含んでしまい、高品質管理の維持ができなくなる要因となるそうです。

オフシーズンには酒粕の有効活用として、地元大洲で育った野菜の粕漬けも作っているらしく、一部は商品販売もされているそうだよ♪

テイスティングデータ

香り

フレッシュなリンゴや桃を彷彿させるような果実感のある香り。料理の味を邪魔することも無いので食中酒として楽しめるのも高評価!

スッと喉を通るような飲み心地の良さがあり、ドライな後味と共に、口の中にジワーっと広がる旨味の奥深さが堪能できます。

ペアリング

フルーティーながら後口スッキリとしたテイストなので、オイル系のパスタや魚のムニエル、桃とモッツァレラチーズのカプレーゼが好相性。

テイストは白ワインに近しいものがあるので、洋食なら全般的に合いそうな感じだね♪

まとめ

今回は愛媛県の養老酒造から発売されている「特別純米酒 叶川」をご紹介しました。

清流をイメージした端麗なラベルデザインと同調するように、綺麗な飲み心地&後味辛口ながら、甘口要素も含まれているので日本酒への馴染みが薄い人にもオススメな一本です。

総じて香味は白ワインに近しい感じなので、ワイン愛好家や女性にも好まれやすいテイストとなっています。

食中酒としても大活躍間違い無しなので、皆さんもぜひ自分好みのペアリングで楽しんでみてください♪

今回の紹介酒は養老酒造のオンラインショップにて絶賛販売中ですので、リンク先を記載しておくね!

養老酒造オンラインショップ

日本酒情報

  • 日本酒名:特別純米酒 叶川
  • 酒蔵:養老酒造(愛媛県)
  • 種類:特別純米酒
  • 精米歩合:60%
  • アルコール度:15度
  • 日本酒度:-6
  • 販売価格:1,760円(720ml)

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