2021年12月22日に高知県から新たに販売が開始された「宇宙深海酒」
しかし一括りで宇宙深海酒と伝えても、実際に何のことか分からない人は少なくないはず。今回は具体的かつ分かりやすく徹底解剖して説明!
宇宙深海酵母誕生までの経緯
計画開始は2005年10月1日の「日本酒の日」
日本酒造りで重要な役目を担う「酵母」をまずは宇宙ステーションにて10日間滞在する。宇宙旅行は快適だったようで、1つも失われることなく無事に地球に帰還し、「宇宙酵母」へと進化することに成功!
続いて真逆の深海を2019年に挑戦! しかし、この時は高水圧と低水温に耐えきれず全滅してしまいます。
深海と宇宙との高低差は約406km!
想像以上に過酷なんだ!!
そこで圧力に耐性をつけた酵母を育てあげ、2021年1月に再度挑戦!
深海6000mまで沈めた結果、なんと宇宙酵母の5種と通常酵母の6種が見事耐え抜いたそうです!
そして長い道のりを経て、努力が実り誕生したのが「宇宙深海酵母」となります。
どうだ!この鍛え抜いた肉体は!
うわー!仕上がってるね!すごいや!!
宇宙深海酵母を使った日本酒紹介
まず市場で販売されている日本酒の中で、「宇宙深海酒」と称されるのは先ほど説明した「宇宙深海酵母」に県産の酒米「吟の夢」or「風鳴子」を使用して造られたものとなります。
ちなみに深海酵母のみで造られたお酒は「深海酒」と称して販売されてるよ!
では、高知県内の蔵元さんから誕生した「宇宙深海酒」を一挙ご紹介。
各種それぞれで感じる味わいは変わってくるので、飲み比べして楽しむのもオススメです!
気になる味わいは?
私も全種類を飲み比べしましたが、どの銘柄も酸味や甘味などのバランスが取れて、良い味を出しながらも各酒蔵の特色はしっかりと活かしたものばかりです。
共通点を挙げるなら「淡麗さは残しつつも角は丸くなり、ほんのりと甘さも合わさった複雑で奥深い味わい」ということです!
まとめ
宇宙&深海と過酷な環境を耐え抜くということは改めて凄いことだと実感! 完成された宇宙深海酒は、深みのある旨味と酸味に後味の余韻までしっかりと楽しめる、食中酒にうってつけな一本です! 飲食店はもちろん、高知県内の酒販店などでも取り揃えていますのでぜひ宇宙と深海のロマンを日本酒を通して楽しんでみてください!
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