日本酒入門にピッタリ! カルピスのような日本酒とは?

四国

【今回の日本酒】川鶴 讃岐くらうでぃ

今回は日本酒業界の中でも「まるで大人な味わいのカルピス」と呼ばれている川鶴酒造さんにて醸造された『讃岐くらうでぃ』について紹介していきます。

 

こちらはとにかく飲みやすさが100点な日本酒とされ、初めて日本酒を飲む人に勧めると大半の人には好印象を抱かれます。

それもそのはず!基本的な日本酒の度数は15度前後なのですが、こちらはなんと6度なんです!

また冒頭でもあった「大人なカルピス」のような甘酸っぱくも後味はサッパリとした味わいが特徴。従来の日本酒のイメージを払拭するような仕上がりとなっておりますので、気軽に日本酒デビューをするのにはうってつけ!

甘酸っぱく飲みやすい味わいの秘密を解説するよ!

【特徴】3倍量の白麹と低アルコール

日本酒の製造に関して、基本的に使用されているのが「黄麹」です。しかし「讃岐くらうでぃ」には焼酎の醸造で用いられる「白麹」が使われています!

理由として白麹によって生成される「クエン酸」には酸味成分が含まれており、この白麹を通常の日本酒造りで必要とされている量の『3倍』使うことで、「より甘酸っぱい」味が引き出されます。

また、瓶底には澱(おり)と呼ばれる白い濁り成分がたっぷりと入っているので、クリーミーさもプラスされることでテイストはカルピスに近しいものに!

さらにアルコール度数は6度とビールや梅酒などとほぼ同じ度数。これが「讃岐くらうでぃ」の飲みやすい味わいの秘密です!

お次はこんな飲みやすい日本酒を醸された

蔵元の紹介ですよ♪

【酒蔵】川鶴酒造(香川県)

1891年創業。香川県に蔵を構え、代表的な銘柄は「川鶴」「讃岐くらうでぃ」など。全体的な味わいの特徴としては、しっかりとした米の旨味と奥深い余韻。そして香味バランスも良好で後味の軽快さが強み。

その味わいに繋がる特徴が酒米へのこだわり。地元讃岐産の「オオセト」を始め、山田錦や雄町、さぬきまよいなどが使われています。

そして初代より受け継がれし「川の流れの如く、素直な気持ちで呑み手に感動を」という酒造りの精神を守り、蔵人たちが1日1日想いを込めて今日も日本酒造りに励まれています!

味や香りについて

香り

ほんのりとバニラに近いような、乳酸菌特有の甘い香り立ちです。

飲み心地としてはマイルドでライトボディな味わい。飲み終わりも清々しい酸味とスッキリとした甘味の余韻が楽しめます。

また飲み方をロック、炭酸割り、燗酒と変えていくと多彩な味の変化を楽しむことができます!

初めて飲む人は「ロック+炭酸割り」でスッキリとカルピスソーダ風に。

慣れてきたら、温度帯を40℃以上までに上げた燗酒にすれば味わいはまるで甘酒。もちろん温度を高くするほど、酸味に膨らみが出て、甘さは控えめな味わいとなりますので、好きな温度帯を探してみるのも面白いですよ♪

ペアリング

クリーミーでさっぱりした味わいなので、豚の角煮や鶏の唐揚げ、焼き鳥など濃い味付けの居酒屋メニューと相性抜群!

角煮とのペアリングは最高だったな〜

まとめ

今回紹介させて頂いた「讃岐くらうでぃ」はクリーミーで軽い口あたりに加え、さっぱりとした酸味で飲み疲れも無し。さらにロックや炭酸割り、燗酒と色んな温度帯で飲み比べも楽しめると日本酒入門編には大抜擢なお酒です。

味も本当に「カルピスサワーかな?」と思うぐらい飲みやすいので是非「讃岐くらうでぃ」で日本酒デビューをしてみては!

ご馳走様でした!

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川鶴 讃岐くらうでぃ 720ml

 

日本酒情報

商品名:川鶴 讃岐くらうでぃ
酒蔵:川鶴酒造(香川県)
種類:本醸造
精米歩合:70%
アルコール度数:6度
日本酒度:-70
価格:税込1,450円(720ml)

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