今回は高知県にて淡麗旨口な食中酒として評価高い「酔鯨」を醸造されている「酔鯨酒造」の秋酒をご紹介。
【紹介酒】酔鯨 純米大吟醸 高育秋あがり
こちらは酔鯨酒造では初登場となる純米大吟醸タイプの秋酒となっており、ラベルは暖色系をベースに紅葉と共に鯨の尾も秋らしく色づいたデザインが施されています。
特徴「上品で飲み心地深い香味」
酔鯨シリーズのなかでも、円熟した味わい&酔鯨特有の芯のある酸味の融合性を楽しめるのが魅力の「酔鯨 純米大吟醸 高育秋あがり」。
この酒質に対するこだわりは原材料にあり、高知酵母「A-14」とすっきりとした味わいに仕上がる熊本酵母「KA-4」をブレンドしており、それにより「芳醇な旨味」がお酒に付与されています。
「高知酵母A-14」はバナナやメロンのような芳醇かつ爽やかな香りを日本酒に付与させる特徴があるよ!
加えて
- 爽やかな柑橘感のある酸味と優しい吟醸香をもつ純米吟醸酒「高育54号」の特徴を継承。
- 氷温冷蔵で長期貯蔵させて、落ち着いた香味とコクのある旨味を抽出。
様々な要素が掛け合わさったことで、全体的に上品で飲み心地深さのある香りや味わいへと仕上げられています。
立ち香は優しく、味はコク深くも後味軽快。実に旨い秋酒だね〜
【酒蔵】酔鯨酒造(高知県)
1872年、高知市長浜で酒造業を行っていた酒蔵を継承しての酒造りをはじめ、1969年に「酔鯨酒造」と名を挙げて「長浜蔵」にて本格始動。
2018年には第2の醸造施設として高知県土佐市に「土佐蔵」が誕生。長浜蔵で培った造りに最新設備の技術を融合し、最高品質な日本酒を生み出している。
土佐蔵では酒蔵見学をはじめ、蔵限定酒を試飲販売やオリジナルグッズの購入が可能!
さらに麹で造った甘酒や酒粕を材料とした、ソフトクリームやフラッペといったノンアルコールスイーツも楽しめるよ!
酔鯨の全体的な香味特徴
現在醸造されている代表銘柄「酔鯨」の酒質は以下の通りです。
- 香りは食事とのペアリングも加味して穏やかなテイスト。
- 味に関しては、しっかりとした旨味と心地よい酸を含んだキレ感があり、料理の味を引き立てる食中酒として確立されている。
ここからは実際に飲んだ感想やペアリングについて紹介していくよ!
テイスティングデータ
香り
バナナのような甘いテイストながら、香りの主張は控えめなので料理と一緒に合わせても◎
味
滑らかな口あたりと軽快な酸味がストレートに感じられつつ、旨味もしっかりとあり飲み心地よいものです♪
ペアリング
秋料理の旨味を相乗させてくれる食中酒タイプなので、鍋料理や山菜の天ぷら、酒蒸しと合わせるのがオススメ!
色々と誘惑があるなか、今回のペアリングには「茹で鶏のピリ辛ごまだれ添え」を選出。
秋あがりのコクある旨味×程よいコクとピリ辛さが効いた茹で鶏との味わいが好相性!
作り方は鶏むねを塩・砂糖小さじ1杯半、料理酒大さじ2かけて、30分置いた後に長ネギと生姜を入れて沸騰させたお湯で茹でて寝かすだけと簡単なので、ぜひお試しを~
タレの材料を特別に紹介しておくよ!
・鶏の茹で汁:大さじ1
・ねり白胡麻:大1
・酢:大1
・醤油:小2
・砂糖:小1
・豆板醤:小1/2
・シナモン:少々
まとめ
今回は高知県の酔鯨酒造から秋季限定で登場した「酔鯨 純米大吟醸 高育秋あがり」をご紹介させていただきました。
ラベル、味わい共に秋らしさが感じられる仕上がりで旬の味覚とも合わせやすい食中酒として、今季大活躍すること間違い無し!
今回の紹介酒は県内外の酒販店やオンラインショップで絶賛販売中なので、売切前に買い求め、自分好みのペアリングで素敵な晩酌を楽しんでみてくださいね。
11月10日には酔鯨酒造のファンコミュニティサイトがオープン!こちらでは酔鯨ファンたちが魅力発信や意見交流をしてますので、下記の画像をクリックorタップして是非チェックしてみてください!
日本酒情報
- 日本酒:酔鯨 純米大吟醸 高育秋あがり
- 酒蔵:酔鯨酒造
- 種類:純米大吟醸
- 精米歩合:45%
- アルコール度:16度
- 日本酒度:+6
- 販売価格:2,200円(720ml)
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